こちら志免町の中の、事務所から3分ほどのとてもローカルな現場です。
この写真、一見すると普通の庭ですが、実は掘り車庫の上なんです。
掘り車庫のコンクリートスラブの上に、結構な重量がかかってました。
これらの石は、ご主人が若かりし頃コツコツとジャッキ吊り上げて積まれたそうです。
しかし最近、和風な庭は「つまづいて、こけるったい」と一言。
お孫さんもよく来られるようで、バーベキューでも出来る庭にしたいとのご要望。
今年の夏は喜んでいただける様に頑張ります。
外からこんな感じです。折角ですから思いっきりイメージチェンジをはかりましょう。
10トンクレーンで石をダンプ3台分、土を4台分持ち出しました。
なんだか庭が広くなったみたいとはご主人のご感想。
この車庫を作った時から、車庫内に漏水があって梅雨時の季節がとても憂鬱だったとの事。
車庫上のこの部分が水勾配が取れていないのが最大の問題点。
このような機会はまたとないのでこの機会に勾配をつけてコンクリートを打つことにしました。
今までフラットだった部分に100ミリの勾配が出来ました。
これで下へしみこむことはなくなります。
コンクリート擁壁とブロックの境目、掘り車庫のシャッターボックス周辺など漏水箇所はある程度決まっています。
漏水箇所に外側からコーキングしたり、コンクリートの補修材を塗ったりしても効果はありません。
水は元から絶たないと絶対にダメです。
面倒でも内側の土などをきれいに取って、漏水箇所を補修、そして何よりそこに水が溜まらない様に勾配をつける事。
こうしないと何度補修しても結果は同じです。
更地になりやっとでスタート地点に立ちました。これから安心してバーベキューが出来る場所を作っていきます。
ご期待ください。
家からの眺めはこんな感じになりました。
もう早速バーベキューセット一式が設置されました。
実はこの後、ご招待戴きましてのバーベキュー大会となったのでした。
ご馳走さまでした。
風通しがよくなり、近所の方とのコミュニケーションが取りやすくなったとご主人の談。
花壇は水遣りが欠かせずに家を留守に出来ない為、自動散水システムを取り付けました。
蛇口に取り付けるだけで決まった曜日に、1~2回、決まった時間に水を出します。
今回本体は普段は隠しておこうと、専用のレンガ小屋を作ってみました。
本体から先、花壇の中はこのような水がにじみ出るホースを這わせます。
写真のように土の上を這わせるか、地中10センチ以内に埋設します。
このシステム、花壇の広さによって違いますが3万円ほどです。
これからの暑い最中の水遣りを考えると導入を検討されては如何でしょうか。